【15年ぶりに社会復帰して、あと数ヶ月で契約満了。条件が良くても「契約満了」で辞めると決めた理由】

仕事

15年という長いブランクを経て、思い切って社会復帰の第一歩を踏み出した私。 慣れない仕事に奮闘しながらの日々でしたが、気づけばあと数ヶ月で契約満了のタイミングを迎えます。

条件も良く、周囲からも恵まれた環境に見える職場ですが、私は今回、「次の更新はせず、この満了のタイミングで一度お仕事を辞める」という決断をしました。

(職場にその意思を伝えるのはこれからなのですが、自分の中では迷いなくすっきりと決意が固まりました)

せっかく復帰したのに、なぜ辞めるの? 今回は、実際に外の世界で働いてみて見えてきた私の本音と、これからの前向きな働き方の選択についてお話しします。

実際に働いてみて分かった、私の本当の気持ち

15年ぶりに外の世界に出てみて、私の中で「働き方」に対する価値観がガラリと変わりました。

今の職場は条件も良く、周囲からも「恵まれた環境」に見えると思います。だからこそ、最初は「ここで長く続けなきゃもったいないかな…」と、更新するかどうかすごく迷っていました。

でも、しばらく働くうちに、どうしても自分の心に嘘をつけない部分が出てきたのです。

正直に言うと、お仕事の内容にどうしても興味が持てず、面白いと思えなくなってしまったこと。そして、一緒に働く上での人間関係に少しずつストレスを感じるようになっていました。

さらに決定的だったのは、ここ数ヶ月で職場の求める役割が変わってきたことです。 これまでは、週に何度か外回り(これが良い息抜きになっていました)を挟みつつ、室内では気楽にできる事務作業を担当していました。

ですが、新たな責任ある手続きを覚えてほしいと言われ、状況が変わりました。息抜きの外回りはなくなり、室内にこもって新しい業務を覚える日々。 事務作業とはいえ、今度は「絶対に間違いが許されない責任のある仕事」です。それなのに、自分の裁量で任せてもらえるわけではなく、上からの指示通りに動かなければならず、やり方についても細かくチェックや指導が入る……。

特に私は、週に2〜3日の短時間勤務です。他の方よりも圧倒的に少ない時間の中で、プレッシャーのかかる新しい業務を覚えるのは想像以上に大変なことでした。

「責任は重くなるのに、自分には判断する裁量もなく、細かく指導されるストレスばかりが増えていく」。そう感じたとき、社員とは違う時給制のパートとして、これはどうしても「割に合わないな」という気持ちが強くなってしまったのです。

条件は良くても、このまま心がすり減るのを我慢してまで続けるべきなのかな?

そう悩んだとき、私の中に一つのポジティブな開き直りが生まれました。 「そうだ、これこそが社員ではなくパートという働き方の強みなんだから、もっと気楽に他の仕事を考えていいんだ!」ということです。

今回、「あと数ヶ月で契約満了」という期限があるからこそ、このタイミングで一度区切ろうと決意できました。条件の良さにしがみつくのをやめて、次はもっとフットワーク軽く、色々な職場を経験したり、短期の仕事をしたり、在宅ワークを検討したり、自分らしく働ける世界を新しく探してみたい。

そう思った瞬間、あれだけ悩んでいた心のモヤモヤが、すとんと消えて晴れやかになりました。

正社員とは違い、パートだからこそ選べる自由がそこにはある。

  • 仕事内容や条件が「合わないな」と感じたら、次の場所へ進んでいい

  • 職場の人間関係や環境に無理をしすぎる必要はない

  • 「辞めやすさ」や「次のステップへの踏み出しやすさ」こそがパートの特権

これまでは「長く続けなきゃ」というプレッシャーをどこかで感じていましたが、外の世界に出たことで「私は色々な場所や仕事を経験してみたいタイプなのかもしれない」と、自分を客観的に、前向きに分析できるようになりました。

主婦の社会復帰、「期限付き」だからこそ楽になる心の持ち方

今回働いてみて、もう一つ強く実感したのが「契約期間が最初から決まっている仕事を選ぶメリット」です。

私の場合は、あらかじめ契約期間が決まっていて、そのタイミングが来たときに「更新するか、しないか」を自分で選べる雇用契約でした。

実際にこの立場になってみて今、「今回は更新しないという選択をしよう。これなら職場にもすごく伝えやすいな」としみじみ実感しています。

もしこれが期限のない普通のパートだったら、「体力がきつくて…」「一身上の都合で…」など、あれこれ理由を考えて自分から「辞めます」と切り出さなければならず、ものすごい心理的プレッシャーになっていたはずです。

15年ぶりの社会復帰は誰だって緊張します。今の自分が「何ができて、何が苦手なのか」「どんな環境なら無理なく働けるのか」は、正直実際に外に出てやってみないと分かりません。

さらに言えば、最初に入社したときの条件がずっとそのまま続くとも限りません。今回私が身をもって知ったように、働いている途中で「仕事内容の変化」や「職場環境の変化」が突然やってくることだってあります。

だからこそ、「まずはこの期間だけ全力でやってみよう」と思える期限付きの働き方は、主婦が一歩を踏み出すお守りになります。
自分の心構えや努力だけではどうにもならない変化が起きたとき「次の更新をするか・しないかを自分で選べる仕事」は、ブランク明けの主婦にとってすごく心強い選択肢だと感じています。

期間が決まっている働き方としては、例えば以下のような選択肢もありますよね。

  • 期間が決まっている短期・単発のパート

  • 3ヶ月や半年など、短いスパンで契約が区切られる派遣社員

  • 期限はないけれど、自分のペースを保ちやすい在宅ワーク

このように、期間が決まっている働き方は主婦の味方になってくれますが、実は選ぶ上で「注意すること」もあります。

実は過去に、選択肢の1つとして派遣会社に一度だけ登録してみたことがあるのですが、その時は募集要項には家の近所で条件も希望したもので「週3日〜OK」と書かれていたので、わざわざ足を運んで登録したのです。しかし、いざ具体的なお仕事の段階になると、「週3日では相手(派遣先)が良い顔をしないかも。週5日は無理ですか?」と、書いてあることと違う条件を迫られてしまいました。

さらに驚いたのは、契約更新の時期になっても「派遣会社側からは更新確認の連絡はしない」と言われたことです。通常、派遣は期間ごとに契約を新しく結び直すため、会社側から意思確認があるのが当たり前です。連絡をくれないとなると、「うっかり忘れている間に、辞めたくても自動更新されていたら困る…」と強い不信感を抱き、その派遣会社はすぐに登録を解除しました。

どんな働き方を選ぶにしても、大切なのは「募集内容に嘘がないか」「信頼できる仕組みかどうか」を自分の目でしっかり見極めること。

派遣に限らず、短期パートでも在宅でも、主婦の社会復帰の道は一つではありません。「一生ここで長く続けなきゃ」と自分を追い込まずに、自分の得意・苦手を知るために「まずは期限付きで、色々な世界をちょっとずつ経験してみる」というスタンスを持っておくと、驚くほど心が軽くなりますよ。

15年ぶりの社会復帰。合わないからといって途中で「辞めます」と言うのは勇気がいるし、どこか後ろめたさ(罪悪感)を感じてしまうかもしれません。

でも、「契約期間」をはじめから決めて働いていれば、それは中途退職ではなく『契約満了』という形で、お互いに気持ちよく、最後まで立派に勤め上げて次へ進むことができます。

ブランクがあるからこそ、まずは期限付きの仕事で自分の可能性を試してみる。

もし「違うな」と思ったら、契約満了という前向きな区切りを使って、また新しい世界をのぞきに行けばいい。そう思えたら、主婦の社会復帰のハードルはもっと低くなるはずです。

あと数ヶ月、今の職場の皆さんへの感謝を込めて最後までしっかり勤め上げ、私はまた、新しい自分にぴったりの働き方を探しに行こうと思います!

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