こんにちは、よんです!
前回、仕事探しのことについて書きました。
アルバイト雑誌やインタネットで探していると条件に合ったパートを見つけました!
食堂の調理補助の求人
求人内容
大学の食堂の求人内容
仕事内容:調理したものの盛り付け、配膳、下善、洗浄、清掃
時間:9時〜14時で休憩なし5時間。
勤務日:週3日からOK。土日祝日休み、大学が長期休みの時は休み。
時給:最低賃金より少し上くらい(地域によって違うので金額は省きます)
求める人材:ブランクあり・未経験OK。
待遇:労災、雇用保険、車通勤OK。
条件はピッタリ!!
が、先に言ってしまうのですが、この仕事はやめました。
仕事探しで次は気をつけようと学んだことなど書いていきます。
調理補助を選んだ理由
数ある職種の中で、調理補助を選んだ理由は、長い専業主婦で一番やってきたことが料理だからです。そして家事の中でも好きで食べることも好きなので、これならブランクありの私でも割と出来るのではないだろうか?と思ったのです。
やはり長いブランクあると今から働けるのか?という不安が大きく、専業主婦になる前は正社員で事務をしていましたが、20年近くぶりに働くのに今から事務仕事を新たに覚えたり電話対応したりする自信がなく、それなら自分がやってきた事やわかる事で探そうと思いました。主婦を歓迎してくれるような職場を探してみようという感じです。
調理補助といっても色んな場所で募集はあります。
デイサービス調理師補助は面接後に辞退
一番最初は、デイサービスの昼食を作る調理補助のパートを見つけ、面接に行きました。
話を聞くと、約20人程度の昼食を献立レシピがあるので届いた食材でその通りに作る仕事で、「普通の家庭料理が作れるなら簡単なものです」と言われましたが、なんと「1人で」作る仕事でした。
そもそも調理師免許のない私が献立のレシピがあるとは言え、1人で全て作って出すことにも驚きました。
デイサービスに来る方は比較的元気な方が多いので、食事もそこまで気を使う人はいないと言われました。
(デイサービスとは違い、入居者のいる介護施設では流動食や形状を個人に合わせた食事を提供しなければならない話など教えてもらいました。)
今回の求人はデイサービスとは言え、私は2〜3人で手分けして作業すると思っていたので、1人は気楽ではありますが、困った時に聞く人もいないし、時間内に仕上げなければいけないプレッシャー、肉がダメな人がいる日は別メニューで魚を焼く、など高齢者の口に入れるものなので責任重大だなと感じました。
そして、1人だと体調不良や家族の緊急時で急に休みたい時に代わりの人を探さないといけなくなるので、荷が重いと感じて面接後に採用が決まる前に自分から辞退しました。
もう一つ違和感だったのは、面接が面接官の車の中だったことです。
デイサービスに来るように言われ、行ってみると、デイサービスの中ではなく、その近くに止めてある車の中での面接で正直驚きました。
小さなデイサービスなので利用者もいる中で面接する場所はなかったのかもしれませんが、面接官は男性ですし、知らない人の車に乗るよう言われ運転席と助手席という近い距離で面接だったので、なんとなく嫌でした。
もし、車内面接ならば先に伝えておくなり、気になるようなら場所を違うところにするなり、それくらいはしても良いのではないかと思いました。
私の中での当たり前の感覚が合わない会社かな?と思ってしまい、そのような違和感は働く上で信頼して働ける会社かな?と思ってしまいました。
さらに面接した人に「専業主婦って昼間何してるの?!することなくない?!」という事を言われ、失礼な人だな思いました。辞退して良かったと思っています。笑
次に見つけたのが大学の学食の調理補助!
週3日、9時〜14時、土日祝日休み、
数名のパートでシフト制、さらに大学が長期休みの時期は休み。車通勤OK
希望条件でした!
面接後、無事に受かり、手続きを終えて、働き始めたのですが、、、求人内容や面接時に聞いていた事とは違ったことばかりでした。
求人内容と違ったこと
まず、調理「補助」ではない。
これはネットで調理補助の仕事経験者が割とあるあるで書いてあり覚悟はしていましたが、仕事量の多さに話が違うな・・・とは思いました。
私が応募した求人の仕事内容には、まさに、
【盛り付け、配膳、下善、洗浄、清掃】と書いてありました。
実際には、新人の私でもうどん、ラーメンの汁作り、カレー、ハンバーグ、スープ、米炊き、揚げ物、野菜の洗浄や下ごしらえ、サラダの盛り付け、お昼のピーク時にはカウンターでうどん、そば、ラーメン、定食を食券見ながら作って渡していく戦場でした。
ピークが終わったら一気に大量の洗い物、洗浄機はありますが、予洗いが必要でスポンジに洗剤つけて、普通に洗わないといけませんでした。油ものも多く、無心で熱い火傷しそうなお湯と格闘でした。
大変だと思った事
他は知りませんが、決まりも多く、出来上がった物の中心温度を数回測って記入しなければいけない、出来上がった物は食中毒などの際に検証するために少し取り分けておく、食材は日付を書いて、置き場所が決まっていて、覚えることは沢山ありました。
また、厨房は業務用のガスなので、着火マンで火をつけるガスタイプでした。
使う度にガスの栓は開閉するのですが、うっかりガスの栓を開いたままで着火マンを付けると炎が大きく燃え、咄嗟に避けましたが顔を火傷しそうになった事がありました。
スープ系は大きな寸胴鍋を運んだり、熱い汁を移し替えたり、米を炊くのも大釜で大量です。覚えることも多いのに、一番困ったのは、「マニュアルがないこと」でした。
先輩のパートさんから教えてもらうのですが、きちんとしたマニュアルがないと、一人一人言うことが違うこともあり、正直困る時がありました。
そして、サラダを盛り付けしていると「少し多いかな、減らして?」と言われて、「これくらい」と言われた通りやったつもりでもグラム数が決まっていないから、見た目の判断で注意されてしまいます。見る人によってOKの具合が変わってくるのでは?と感じました。
辞めた理由
私は覚えたことはすぐメモをとり、注意されたことは次からは間違わないように気をつけ、手を抜かずに家に帰宅してからも復習して、その日の予想人数で作る量が変わるものは量に対しての調味料の表を自分で何パターンか作ってから出勤して真面目に働きました。
覚えも早いと先輩の評価は良かったようですが(辞める時に言われました)なぜ辞めたのかというと、厨房での仕事は大変でしたが仕事と思えば頑張れたのですが、カウンター業務が耐えられなかったからです。
生徒たちが押し寄せてくるお昼の時間は、厨房にはベテラン先輩やお昼にくる社員が残り、パートみんなカウンターに出るのですが、担当がそれぞれあり、お盆に食券を乗せた生徒がズラーっと目の前に並ぶ中で見られて待たれながら、作業していきます。
食券は大盛り半盛りやセットなど沢山あり、麺類も2玉大盛りや半玉、温や冷などあり、非常にわかりにくくて焦りますし、まさに戦場です。
私は先輩と一緒にやり、優しい先輩はサポートがうまくて支持してくれたり、私は最後の盛り付けや仕上げで良い日もありますが、一緒に組む先輩によっては、やりにくかったり指示も悪かったりと最悪の日もあります。
目の前で沢山の生徒たちが見て待っていますので、それもすごくプレッシャーだし、ピーク時間が近づいてくると本当に憂鬱と緊張で嫌でした。
一般客と違ってクレームや態度の悪い客はいないだろうと思って大学の学食を魅力に感じた部分もありましたが、中にはクレームを言ってくる生徒はいました。みんなで言えば怖くないみたいな感じもあり、同じものを頼んだ友達グループみんなで言ってくるような感じです。異物混入や注文と違うとかではなく、味についての曖昧なクレームでした。
裏で洗い物を黙々とやっている時はホッと出来たし良かったです。下ごしらえをしたり、厨房内で裏方の仕事だけなら慣れていけば続けていけたと思います。
また、パートの先輩方は数名いて、1人以外はみんな優しい方達でした。みんな50代〜60代くらいの年上で私が「若い、若い」言われる珍しい職場でした。
20代や30代は1人もいませんでした。
1人以外は優しかったというのは、1人、私が入る前に一番下っ端の新人だった人が苦手でした。私が入った事で先輩になったのと、他の場所で調理の経験はあるようで先輩ズラしてきて、態度も悪かったです。
更衣室で一緒の時も「ここは厳しくて最悪」「腰が痛いし辞めたい」と文句ばっかり、仕事も先輩から言われたことを「いや〜私出来ません」と言うような不真面目な感じでした。
一番新人の私に当たってきて、カウンター業務時に学生たちがいる前で理不尽に大きな声で侮辱されました。
お昼の戦場の時間帯は、誰もが多少のミスをしていてフォローしあってやっている職場なのに、その方は誰がやったかハッキリわからない事を私だと決めつけた言い方で責める言い方をしてきて、イライラを当たられている感じでした。
次の日からは、その方とは業務内容で以外は口を聞くのやめました。
きちんとやらないのに文句言ったり偉そうにする人だったので、そんな人に気を遣わなくていいなと思ったんです。
そして、その事をきっかけにプツンと「この仕事無理だな、長く頑張ろうと思えない、それなら先輩にも申し訳ないし早めにやめよう」と思いました。
社員の方には、
- 募集の内容や面接で聞いていた仕事の内容とは違うこと
- 人間関係で私に当たりの強い人がいること
- マニュアルがなく先輩によって言う事が違うこともあり戸惑うこと
など正直に話して、やめたいと伝えました。
面接の時に1日で「ここは無理です」とやめた人がいると聞いていたので、どんな職場なんだと思いましたが、なるほどなと思いました。
50代の先輩は、「私たちはどんどん歳をとっていくだけだから、体力的にいつまでこの仕事できるかどうか、、、」「でもこれくらいしか仕事なくて」と言っていましたが、その先輩は優しくてサポートもうまくて、私は大好きな先輩で他にも色々働き先がありそうだけどな〜と内心思いました。
条件はとても良いパートだったのですが、自分の中で裏方なら頑張れるが、接客やプレッシャーの中で状況判断してカウンター業務をすることは無理と感じたので、早めにやめました。
教えてくれる先輩の負担を考えるとまだまだ教わることや任されそうな仕事が沢山あったので、長く頑張る気になれないなら早めに辞めた方といいと判断して、すっぱり辞めました。
周りは泣き言も言わずに真面目に働いていたので驚いたと思います。
むしろ文句ばかりで辞めたいと言っている意地悪な先輩ほどなかなか辞めないものだなと思いました。
しかしその方から少なからず学んだこともありました。
上司に無理なことやどうしても苦手なことを相談してみると言うことです
気をつけて確認したほうが良いと思ったこと
調理補助は基本どこもキツイ、大変と聞きます。
学校の給食パートも長期休みがあるのは子供に合わせれるので魅力ですが給食に何かあっては問題になるので神経の使う仕事だと思います。
特に女性が多い職場だと人間関係も気になりますね。
また、私が働いていた厨房は綺麗でしたが、飲食店の厨房で働く場合は、清潔さも大事だと思います。
調理の仕事自体は嫌ではなくても清潔さなど環境が合うかも気になるところなので、一度職場環境と仕事内容を見学をさせてもらうと良いと思います。
お弁当屋さんの募集ありますが、個人の弁当屋で働いた知人が「床に落ちたブロッコリーを拾ってそのまま詰めていた。雑巾を触った手を洗わずに次の作業していたり不衛生で耐えられなくてすぐ辞めた。しばらく買った弁当は食べれなくなった」と話していました。
もちろん、きちんとやっているお店の方が多いとは思いますが、その職場に入ってみなければわからない事があると思います。
スーパーの惣菜コーナーの募集も調理系でありますし、興味ある方は下調べと面接時にしっかり聞きたいことは確認して見学もしてから始めることをお勧めします!
反省点
- 辞める前にカウンター業務がストレスで辛いこと、裏方の厨房仕事なら出来ること、を話したり相談してみればよかったと思いました。それでも改善されないなら辞める決断をしても良かった。
- 面接時に割とすぐ採用って感じに言われ、拍子抜けしたくらいアッサリ決まったのが違和感あって、それくらい大変で辞める人も多い職場だったのかもと疑うべきだった。よって採用される前に詳しく仕事内容聞いたり、見学させてもらえば良かったと思いました。面接時には「野菜切ったり、カレーをカウンターで渡す感じ」くらいに言われました。カウンターは麺類が茹でて仕上げるので一番大変でした。
- 調理の仕事は採用前に健康診断を受けて提出が必要だったり定期的に検便が必要です。食中毒を起こさないように気も使うし、火傷や切り傷など怪我や腰痛など危険もあります。自分が風邪気味や咳が出るだけで出勤も気を遣いますし、異物混入はあってはならないので、神経も使います。そこをよく考えて応募するべきだったと思いました。
もう少し気楽に働ける仕事を探そうと思いました。 - 接客業のない仕事を探す、理不尽な注意を受けると凹むので人間関係があまりない職場を探す、状況判断して臨機応変な対応が求められる仕事ではなく覚えたらルーティン化して出来る仕事を探そうと思いました。

一緒に専業主婦から仕事探し、久々のパート勤め、頑張りましょう!